旅行記(長野・岐阜)2回目
1日目から2日目の日程である。
1日目:21:30出発、関越道(川越IC)⇒ 上信越道 ⇒ 長野道(麻績IC)⇒
国道403号 ⇒ 道の駅・安曇野松川(車中泊)
2日目:割烹旅館 山彦 ⇒ 穂高神社 ⇒ プラザ安曇野 ⇒ 大王わさび農場 ⇒
新穂高ロープウェイ ⇒ 平湯温泉 穂高倶楽部
ポイントは、新穂高ロープウェイである。
天候によっては3日目もしくは最終日となる可能性もある。
先月、飛騨高山を紹介する番組(NHKだったと思う)で知ったのだ。
『西穂高口駅の展望台からの景色を見る。』事が目的である。
当然であるが、雨では困るのだ。
さて、話を1日目に戻すとしよう。
出発地は埼玉県川越市という所である。
ここから安曇野へ行く場合、主に2つのルートがある。
①関越道(川越IC)⇒ 上信越道 ⇒ 長野道(麻績IC)
②圏央道(入間IC)⇒ 中央道 ⇒ 長野道(安曇野IC)
この2つのルート、距離こそは違えど、高速料金・所要時間はほぼ同じ。
悩むところであったが、若干の差(高速料金・所要時間)で①のルートとした。
1日目
21:30 愛車・フリードスパイクに荷物を積み込み、いよいよ出発だ。
川越ICまで約10分程で到着。渋滞や事故の情報はない。順調である。
23:20 東部湯の丸SAにて休憩。
【東部湯の丸SA】
なんとSAに『くるまやラーメン』があるではないか!
我が家では『くるまやラーメン』が無性に食べたくなる時があるのだ。
しかし、自宅付近に店舗は無く、20㎞ほど離れた場所に食べに行くのだが、
それがSAにあるとは・・
自宅で夕食を済ませた事が少し残念であった。
この時間でもお土産などの販売も行っており、購入したい商品もあったのだが、
冷蔵品ということで、今回は見送りとなった。
次に訪れる時は、最終日となるスケジュールを組もう。
24:10 麻績IC到着
ここからは一般道を走る。国道403号で行くルートと県道55号で行くルートが
あるのだが、『県道55号の夜間走行は、多少危険!』との情報を得たので、
ここは国道403号を行く事にする。しかし国道も結構な場所を走るのだ。
途中、キツネとタヌキに遭遇した。次は猿か鹿か、はたまた熊か?
多少の不安を覚えつつ、『Google先生』のナビに従い、ひたすら走る。
トラックを含め、20~30台ほどの駐車車両があった。そのうち20台ほどが車中泊
だと思われた。無事到着を祝って、軽く乾杯の後、26:30就寝。
2日目
07:30 起床。思ったほど寒くもなく、ゆっくり寝ることが出来た。
【道の駅・安曇野松川、県道の入り口から見る。】
近くのコンビニで朝食を済ませた後、嫁さんの身支度の為、日帰り温泉へ行く。
車で10分ほどの場所にある、『割烹旅館 山彦』さんである。
08:30 『割烹旅館 山彦』さんにて日帰り入浴
スケジュールの都合上、『8:00から営業』の日帰り入浴がポイントであった。
※同時刻、営業している施設はあるのだが、運悪く定休日であった。
近隣の多くの施設が10:00頃からの営業開始である。
【割烹旅館・山彦】
事前に、施設のホームページで確認したのだが、
イメージと現地は多少、違っていた。
個人の感覚なのであえて触れないでおく。※温泉は良いと思う。
10:00 『大雪渓酒造』さん 蔵元訪問と日本酒購入
今回の旅の目的である『蔵元巡り』の1件目である。
安曇野といえば『水が綺麗』というイメージがあった。
『その水で造られる酒は美味しい!』との理由で訪問。
【大雪渓酒造・県道より】
とても綺麗な建物である。試飲をさせていただき、日本酒を購入した。
お店の方の丁寧な説明と、『そば前酒』が印象的であった。
『酒蔵見学』も可能なようである。
【大雪渓酒造・本日の試飲酒】
【大雪渓酒造・購入分】
店舗に隣接して『和庭園』『古民家』もある。とても楽しめた。
【大雪渓酒造・古民家】
【大雪渓酒造・和庭園】
次に訪れる時は『酒蔵見学』をしたいと思う。
時期によってはイベントも行っているようなので、要チェックなのだ。
『大雪渓酒造』さんから車で15分ほどで到着。
嫁さんの影響で、2年ほど前から『御朱印巡り』を始めた。
安曇野に来たならば『日本アルプスの総鎮守』である『穂高神社』を訪れないわ
けにはいかない。いろいろな『パワースポット』のようである。
【穂高神社・鳥居】
【穂高神社・御神馬】
【穂高神社・神船】
【穂高神社・拝殿 金運に関するパワースポット】
【孝養杉・健康運 病気平癒のパワースポット】
【健康長寿・道祖神】
『道祖神』に関して調べると、
『道端に石像でよく祭られ、外から来る魔・災いを遮り防いで安全を守る神』
であることが分かったのだが、ここを訪れるまでは全く知らなかった。
この辺りには結構あるらしい。
他にも見どころがあったので、次は、もう少し時間にに余裕を持って訪れよう。
先ほどお世話になった『大雪渓酒造』さんもあるのだ。
13:30 『プラザ安曇野』で昼食(蕎麦・生わさび)
今回、安曇野を訪れた目的が『生わさび』『蕎麦』である。
2年前の車中泊旅行で『諏訪・上田』を訪れた際、安曇野にも行く予定であっ
た。しかし、日程の都合で安曇野に寄ることなく上田に向かったのである。
訪れた目的として『生わさびをおろして蕎麦を食べる。』である。
嫁さんが視た『バナナマンのせっかくグルメ』で紹介されていたお店が
この目的にピッタリだったのだが、定休日であった。
他のお店も調べたのだが、ほとんどのお店が『おろしてあるわさび』だった。
※まとめサイトやネットでの画像検索の結果を参考にしたのだが・・
しつこく検索した結果、わさびは小さいが、おろして食べられそうな画像を
見つけた。それが、『プラザ安曇野・そば処 しげやなぎ』さんである。
『プラザ安曇野』は、農産物直売所や温泉施設(本当はここの朝風呂に入りた
かった!)が集まった施設である。
【プラザ安曇野・県道より】
ランチの営業時間が気になりつつも、何とか入店。
早速、『蕎麦』と行きたいところではあるが、『わさび丼』も気になっていた。
場所は異なる(伊豆らしい)のだが、『松重豊さんの孤独のグルメ』で
『わさび丼』が紹介されていたようだ。
安曇野でも食べられることは知っていたので、是非とも食べたい一品であった。
※実は『わさび』も嫁さんの大好物なのだ。(渋い!)
【そば処 しげやなぎ・わさび丼】
『そばつゆ』をご飯にかけ、混ぜて食べるのだ。なかなか美味しい!
※『わさび』の量がもう少し多いと最高なのだ!
【そば処 しげやなぎ・ざるそば】
続いて『ざるそば 大盛り』である。『わさび』が少々小さいが、これである。
これが食べたかったのである。『そば』は手打ちである。
※写真ではわかりにくいのだが、ボリュームもある。
これも美味しかったのだが、やはりもう少し『わさび』が欲しかった。
大盛りでなければ、丁度良かったのかもしれない。
www.shokokai.or.jp
この後、農産物直売でお土産を購入。
『わさび揚げ』や『Levain わさびカマンベール』などを購入。
『Levain』はわかっていたのだが、後日、『わさび揚げ』が栃木県の工場であ
り、ネット通販も出来る事を知り『なんだかなぁ・・』である。
まぁ、美味しいので良いのだ!
14:30 『大王わさび農場』でわさび三昧
安曇野といえば、ここは外せない場所である!と思う。
もう少し『生わさび』を堪能したいので、期待大である。
【大王わさび農場・正面入り口】
『プラザ安曇野』から5分ほどで到着。
早速、『わさびソフトクリーム』『わさびフランク』を食す。
う~ん、どちらも『わさび感』が少ない。
個人的にはもう少し『わさび感』が強くても良い気がする。
※嫁さんは信じられないほどの辛党なので、不満そうだったのだ。
気を取り直して、農場内の見学へ。
あれ?『わさび』は・・・
【大王わさび農場・わさび畑①】
『わさび』が無いのである。
【大王わさび農場・わさび畑②】
水がとても綺麗である。水を規則的に流す為、整地されている。見事だ。
しかし、『わさび』は無い。
諦めずに、もう少し奥へ進む。なんといっても農場は広いのだ。
【大王わさび農場・わさび畑③】
ありました!これです。ものすごい量の『わさび』です。
イメージしていたとおりの風景が広がっていました。
もう一つ、安曇野ならではの風景を探しに行かねば。
【大王わさび農場・水車】
ここです!
安曇野を紹介する映像では、必ず目にする風景である。
皆、この写真を撮るのに必死であった。
水車小屋の近くへ行ってみよう。
【大王わさび農場・水車小屋】
何といっても水が綺麗である。この水で『わさび』が育つのだろう。
また、黒澤明監督の映画『夢』のロケ地でもあるらしい。
ちなみに『蓼川・たでがわ』という名前らしい。
横に『万水川・よろずいがわ』川が流れていて、水車の先で合流している。
すばらしい風景だ。
その後、売店へ向かうが『生わさび』が全く見当たらない。
諦めて総合案内所に行くと、『生わさびが品薄』との案内があった。
『大王わさび農場』のホームページにも記載があった。
それで『生わさび』が見当たらなかったのだ。
『生わさび』に関しては、次回に持ち越しとしよう。
14:30 穂高方面へ移動
『大王わさび農場』にて『新穂高ロープウェイ』のライブカメラを確認。
雨である。本日は諦めて、宿泊予定の『平湯温泉・穂高倶楽部』へ向かう。
途中、『道の駅・風穴の里』にて1時間ほど休息。
17:00 『穂高倶楽部・特別休息室』にて宿泊
安曇野からの移動途中に雨となった。天気予報では曇りであったが、雨が降り出
してきた。少し肌寒く感じる。
今夜の宿泊先『穂高倶楽部』さんに到着。大分暗くなっていた。
この施設、『山がの湯』という旅館に隣接した簡易宿泊所のような感じだ。
ワイルドな健康ランドみたいな感じである。
¥1,200(1名)で1晩泊まれるのだが、前夜が車中泊という事もあり、
『特別休息室』を予約した。値段は¥1,900(1名)である。
通常、フロアの椅子(健康ランドによくあるリクライニングする椅子)で
寝るようなのだが、『特別休息室』は部屋が別になっており、間仕切りがし
てある。寝床もリクライニング椅子ではなくフラットな床にマットレスが
敷いてあり、横になって寝ることが出来るので、車中泊より休める。
1部屋を間仕切りで区切ってあるだけなので、他の宿泊者の音は聞こえる。
それが気にならなければ、格安で良い。
※男性専用・女性専用・男女共有と3つのタイプがる。
また、食事処もあり(飛騨の地酒もある!)とても便利な施設だ。
しかし、チェックインの際、スタッフの方から衝撃の一言。
『本日、食事処が臨時休業でございます。』
『山の中だし、コンビニなんか無いよな・・ どうしよう?』と考えていたら、
全く慌てずに『食事可能なお店が数件ある事』と『場所』を教えてくれた。
場所柄、臨時休業となる事は珍しくないのかな?
と考えつつ、嫁さんと店を相談。
嫁さんの希望で『ラーメン酒場 やどり木』さんへ向かう事になった。
18:00 『ラーメン酒場 やどり木』さんにて夕食
スタッフさんに頂いた地図を見ながら出発。あいにくの雨である。
地図で見ると『歩いて5分くらい』かな?といった感じ。
途中(と言ってもすぐであったが)足湯などもあり、
雨でなければ立ち寄りたい所である。
足湯を過ぎてすぐの所に『ラーメン酒場 やどり木』さん発見。
【ラーメン酒場 やどり木・全景】
無事に入店、まずは乾杯。
店内のお客さんの7割が外国(英語圏)の方であった。
20人ほどが入れば一杯になる広さである。しばらくして満席となった。
入店後、しばらくして気が付いたのだが、いわゆる『ワンオペ』である。
男性のスタッフが1人でこなしている。
しかも、客の半分以上は外国人。本人はあまり英語が話せないと言っている。
しかし、まったくそれを感じさせない仕事だ。
料理の提供時間も問題なく、店の雰囲気も落ち着いていて良い。
店内のBGMも『吉田類の酒場放浪記』のようだ。
嫁さんは、とても気に入ったようである。
『穂高倶楽部』の食事処が臨時休業でなければ、訪れる機会のなかったお店だ。
これぞ『旅の醍醐味』ではないか!
【ラーメン酒場 やどり木】
『とんかつ』と『おでん』を肴に、ビールと日本酒の熱燗を飲み、
〆にラーメンを注文した。
私は『塩ラーメン』嫁さんは『ホルモンラーメン』である。
辛党の嫁さんは『ホルモンラーメン』がとても気に入ったようである。
『また来たい』との事である。
旅の企画者としては嬉しい限りだ。
21:00 『平湯温泉』で露天風呂
夕食を終えて『穂高倶楽部』さんへ戻る。
この施設、『貸切露天風呂』や『岩盤浴付・貸切露天風呂』もあるのだ。
今回は利用せず、普通にお風呂へ入る。
1時間半ほど入浴していたのだが、『貸切り』であった。
※嫁さんの方は『貸切り』とはいかなかったようだ。
23:30 翌朝に備え、早めに就寝。
【行程表 10月9日・10日】
旅行記(長野・岐阜)3回目に続く・・・